立民・野田代表、維・国に一本化要請=衆院選の「裏金」対抗馬
立憲民主党の野田佳彦代表は3日午前、日本維新の会の馬場伸幸代表、国民民主党の玉木雄一郎代表とそれぞれ国会内で会談した。15日に公示される衆院選に関し、自民党派閥の裏金事件に関わった議員のいる小選挙区で野党候補を一本化することを呼び掛けた。馬場氏とは今後の候補者擁立に際して話し合うことでは一致した。
会談後、野田氏は候補者調整について記者団に「誠意ある対話を続けたい」と強調した。馬場氏も報道陣の取材に応じ、事件関係議員の選挙区に今後候補者を立てる場合は事前に立民と協議する意向を伝えたと説明。既に維新が擁立した候補者の取り下げには否定的な考えを示した。
一方、玉木氏は連合の推薦を得た国民民主候補の選挙区に立民が独自候補を立てないよう改めて要請。それが候補一本化協議の前提条件になるとの認識を伝えた。
9月下旬の代表就任後、野田氏が馬場、玉木両氏と正式に会談したのは初めて。共産党の田村智子委員長とも3日午後に会い、同様の要請を行う。野田氏は衆院選で野党勢力の議席を最大化し、自民、公明両党を過半数割れに追い込むことを目指しており、馬場、玉木両氏ともこの目標について共有した。
野田氏はこれに先立ち、連合の芳野友子会長と東京都内のホテルで会談。芳野氏が基本政策の擦り合わせに関する連合、立民、国民民主の3者協議を行うよう求めたのに対し、野田氏は衆院選まで時間的な余裕がないとして、選挙後に協議する意向を示した。
[時事通信社]
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