経団連とGPIFが直接対話=企業価値向上へ初会合
経団連と年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は3日、意見交換のための会議体を新設し、東京都内で初会合を開いた。公的年金を運用するGPIFと投資先の企業側が継続的に直接対話する場を設け、企業価値向上や金融市場の持続的な成長につなげる。会合は年1~3回ほど開く予定。
経団連の金融・資本市場委員会の日比野隆司委員長(大和証券グループ本社特別顧問)は会合で、一部の資産運用会社は投資先との対話が形式的で、人員も不十分だと指摘。解決に向けては「アセットオーナー(資産保有者)の役割は大変大きい」と述べ、運用委託元のGPIFに確認や指導の徹底を求めた。
[時事通信社]
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