2024.01.16 その他

田中角栄元首相の旧邸宅 (2/9)

田中角栄元首相の旧邸宅から上がる煙=2024年1月8日、東京都文京区【時事通信社】 8日午後3時20分ごろ、東京都文京区目白台にある田中角栄元首相の旧邸宅で、目撃者の男性から「煙が出ている」と119番があった。東京消防庁などによると、木造2階建ての住宅約800平方メートルや敷地内の雑木林が燃え、約2時間半後にほぼ消し止められた。けが人はいなかった。 旧邸宅は目白通り沿いの一等地にあり、「目白御殿」と呼ばれた。広大な敷地内には母屋や事務所、かつてニシキゴイが泳いだ池などがあり、ロッキード事件で元首相への請託が行われた舞台でもあることから、元首相の権力と金脈の象徴とされた。 警視庁大塚署によると、火災当時、長女の真紀子元外相や夫の直紀元防衛相ら計4人が敷地内にいたが、避難して無事だった。真紀子氏が「線香を上げていた」と説明しているといい、同署が詳しく調べている。

田中角栄元首相の旧邸宅