2022.09.08
その他
国の特別天然記念物に指定された動物 (10/23)
コウノトリ コウノトリ目コウノトリ科の大型鳥。学名キコニア・ボイキアナ。翼を広げると180―200センチに達する。魚や昆虫、両生類を捕食する肉食性。渡り鳥だが越冬地に住みつくこともあり、高木や鉄塔の上に営巣する。日本ではかつて各地の水田や湿地などに生息し、ドジョウやカエルなどを餌にしていた。しかし戦後の乱獲などが原因で生息数が減少し、1971年に姿を消したとされる。国や兵庫県豊岡市は60年代以降、人工飼育を進め、ロシアから寄贈されたペアによって89年、初めての人工繁殖に成功。2005年から兵庫県で放鳥が行われている。写真は05年9月に放鳥されたコウノトリ=兵庫・豊岡市の県立コウノトリの郷公園(2005年12月15日) 【時事通信社】