【ボクシング】那須川天心 (3/21)
3回、ルイス・ロブレス(右、メキシコ)を攻める那須川天心=エディオンアリーナ大阪【時事通信社】 キックボクシングからボクシングに転向した那須川天心(帝拳)が23日、エディオンアリーナ大阪で転向3戦目となる契約体重54.8キロの8回戦に臨み、世界ボクシング協会(WBA)、世界ボクシング機構(WBO)バンタム級で世界ランキング14位のルイス・ロブレス(メキシコ)を3回終了TKOで破り、デビュー3連勝とした。相手が右足首を痛め、試合続行不可能となった。 初の世界ランカーとの一戦。「相打ちも覚悟。被弾してもいい」と話していたが、序盤から主導権を握った。相手の負傷という思わぬ幕切れに苦笑いしつつ、「進化している姿を見せられた」とうなずいた。 勝利を収め、「ダメージはない。次もすぐにやりたい」とリング上で宣言。「バンタム級でちょっといけると自分でも実感している。しっかりと世界を狙っていく」と力を込めた。(2024年01月23日)