2019.09.22 スポーツ

【大相撲】御嶽海 (8/87)

初場所千秋楽、御嶽海(下)は照ノ富士を寄り切りで破り、13勝2敗で3度目優勝と大関昇進を決めた=2022年1月23日、東京・両国国技館【時事通信社】 大相撲初場所は23日、東京・両国国技館で千秋楽が行われ、関脇御嶽海(29)=本名大道久司、長野県出身、出羽海部屋=が2019年秋場所以来、3度目となる優勝を果たした。直近3場所は関脇で計33勝を挙げ、場所後の大関昇進が確実となった。 2敗で単独トップだった御嶽海は、1差で追っていた照ノ富士を結びの一番で破り、新横綱からの3連覇を阻止した。 関脇以下の地位で3度の優勝は、年6場所制となった1958年以降では、2021年春場所で遂げた照ノ富士に続いて2人目。 御嶽海は昨年9月の秋場所で9勝を挙げ、九州場所は11勝。今場所は13勝で3度目の優勝を遂げ、いずれも関脇だった直近3場所で計33勝とした。 長野県出身の大関は、過去には江戸時代に活躍した雷電しかいない。出羽海部屋からは1976年初場所が新大関だった三重ノ海(後に横綱)以来で、東洋大出身では初めて。新大関となるまでに三役で要した28場所は、昭和以降では4番目に多い。