大関昇進の伝達式で口上を述べる御嶽海(中央)=2022年1月26日、東京都墨田区の出羽海部屋[日本相撲協会提供]【時事通信社】 日本相撲協会は26日午前、東京・両国国技館で大相撲春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇御嶽海(29)=本名大道久司、長野県出身、出羽海部屋=の大関昇進を満場一致で決めた。 相撲協会の使者として、春日野理事(元関脇栃乃和歌)と大鳴戸親方(元大関出島)が東京都墨田区の出羽海部屋で昇進を伝えた。師匠の出羽海親方(元幕内小城乃花)らとともに出迎えた御嶽海は、「大関の地位を汚さぬよう、感謝の気持ちを大切にし、自分の持ち味を生かし、相撲道にまい進してまいります」と口上を述べた。 新大関の誕生は2020年秋場所後の正代以来。長野県からは江戸時代の雷電以来で2人目。 御嶽海は先の初場所で3度目の優勝を遂げ、直近3場所でも計33勝と安定した成績を評価された。春場所は、ともにかど番の貴景勝と正代を含め3大関となる。 ◇御嶽海の略歴 御嶽海 本名大道久司、長野県出身、出羽海部屋。東洋大4年時に学生横綱、アマチュア横綱のタイトルを獲得し、幕下10枚目格付け出しで15年春場所初土俵。同年九州場所で新入幕。16年九州場所、初土俵から所要10場所で新小結。18年名古屋場所で初優勝し、22年初場所で3度目の優勝。三役在位は昭和以降で6番目に多い28場所。三賞は殊勲6回、敢闘1回、技能3回。180センチ、174キロ。29歳。得意は突き、押し。
2019.09.22
スポーツ
【大相撲】御嶽海 (4/87)
大関昇進の伝達式で口上を述べる御嶽海(中央)=2022年1月26日、東京都墨田区の出羽海部屋[日本相撲協会提供]【時事通信社】 日本相撲協会は26日午前、東京・両国国技館で大相撲春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇御嶽海(29)=本名大道久司、長野県出身、出羽海部屋=の大関昇進を満場一致で決めた。 相撲協会の使者として、春日野理事(元関脇栃乃和歌)と大鳴戸親方(元大関出島)が東京都墨田区の出羽海部屋で昇進を伝えた。師匠の出羽海親方(元幕内小城乃花)らとともに出迎えた御嶽海は、「大関の地位を汚さぬよう、感謝の気持ちを大切にし、自分の持ち味を生かし、相撲道にまい進してまいります」と口上を述べた。 新大関の誕生は2020年秋場所後の正代以来。長野県からは江戸時代の雷電以来で2人目。 御嶽海は先の初場所で3度目の優勝を遂げ、直近3場所でも計33勝と安定した成績を評価された。春場所は、ともにかど番の貴景勝と正代を含め3大関となる。 ◇御嶽海の略歴 御嶽海 本名大道久司、長野県出身、出羽海部屋。東洋大4年時に学生横綱、アマチュア横綱のタイトルを獲得し、幕下10枚目格付け出しで15年春場所初土俵。同年九州場所で新入幕。16年九州場所、初土俵から所要10場所で新小結。18年名古屋場所で初優勝し、22年初場所で3度目の優勝。三役在位は昭和以降で6番目に多い28場所。三賞は殊勲6回、敢闘1回、技能3回。180センチ、174キロ。29歳。得意は突き、押し。