【特集】世界のマスク (4/30)

競泳の男子100メートル背泳ぎ決勝に臨むロシア・オリンピック委員会(ROC)のエフゲニー・リロフ選手=2021年7月27日、東京アクアティクスセンター【AFP時事】 東京五輪でロシア競泳界に25年ぶりの金メダルをもたらした選手に本国が沸いている。27日の男子100メートル背泳ぎで優勝した同国オリンピック委員会(ROC)のエフゲニー・リロフ選手(24)。3匹と暮らす愛猫家で、猫の口元がプリントされたマスクを着用し、人気者になった。 競泳でロシア勢が五輪を制するのは1996年のアトランタ大会以来。自慢のマスクはガールフレンドから贈られたという。ロシア通信によると、メダルを獲得後、「泣きたい。猫のマスクで表彰式に出るのを認めてもらえなかった」と冗談交じりに話したが、詳しい経緯は不明だ。