「月食」赤く染まった神秘の月 (29/55)

皆既月食で赤銅色になった月。2011年12月10日午後11時7分、京都市上京区で撮影。 月食は太陽と地球、月が一直線に並んで起きる。皆既月食では、太陽光が地球の大気によって屈折し、散乱しにくい波長の光だけが月面を照らすため、月が赤く見える。この日の月食は、日本全国で観測できた。同日午後9時45分から一部が欠け始め、同11時6分から11時58分まで皆既月食となった。その後の部分月食は11日午前1時18分に終了。日本全国で皆既月食が始めから終わりまで起きたのは2000年7月16日以来。次に好条件が整うのは18年1月31日(2011年12月10日) 【時事通信社】