「月食」赤く染まった神秘の月 (16/55)

観測された皆既月食=2018年7月28日午前4時43分、福岡市東区の志賀島から撮影【時事通信社】 満月が地球の影に入って暗くなる皆既月食が28日未明、東北地方から西で起きた。今年1月31日に全国で起きて以来、今年2度目で、次回は2021年5月26日。 皆既月食は、太陽と地球、月が一直線に並び、月が地球の影に完全に隠れる現象。地球の大気で屈折した光に照らされ、月は「赤銅色」という赤黒い色になる。 国立天文台によると、午前3時24分ごろから月が欠け始め、同4時半から皆既月食に。1時間44分続き、元に戻る前に月が沈んだ。札幌市では皆既月食になる前に沈み、部分月食となった。