【女優】ブルック・シールズさん

【パークシティー(米国)AFP時事】「青い珊瑚礁」などの映画に出演した米女性俳優ブルック・シールズさん(57)が、過去に性的暴行の被害を受けていたと告白した。20日に米サンダンス映画祭で公開された自身のドキュメンタリーの中で明かし、「私がいた業界は沈黙が良しとされるが、それに屈する被害者になりたくなかった」と話している。 シールズさんによると、大学卒業直後に知人の男性に誘われ、新しい映画の配役について話し合うと信じてホテルに行った際、男性が裸で襲い掛かってきたという。シールズさんは「レスリングのようだった。窒息しないかと怖かった」「私はただ凍り付いてしまい、一言『ノー』と断れば十分だと思った」と当時の心境を振り返った。暴行を加えた男性の身元については明らかにしなかった。写真は1989年撮影=東京 【時事通信社】

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