世界で大発生 (10/79)

ウィンブルドン選手権の男子シングルス2回戦、錦織圭(日清食品)−セルギー・スタホフスキー(ウクライナ)のコート上に群れる羽虫=2017年7月5日、英ウィンブルドン【AFP=時事】 英国では珍しく気温が30度前後まで上がり、湿度も高かった第3日。ウィンブルドンの芝コートに小さな羽虫が飛び交い、選手を悩ませた。 男子シングルスで勝ち抜いた錦織圭は「びっくりした。ラリー中に顔に当たったし、(試合後に)バッグの中を見たら1匹入っていた。対戦相手よりも苦労した」。第12シードのツォンガ(フランス)も集中を妨げられたと訴え、「鼻や耳に入ってしまった」と困った様子だ。地元英国出身で、12度目出場の王者マリーも「初めての経験」という異常事態。140年の歴史を誇る大会で、新たな対策が必要かもしれない。