三重県、サッカー日本代表戦で観光PR=ミャンマー戦、敵地に看板
三重県は、ミャンマーで開催されたサッカー日本代表戦で、ピッチ上に県の観光をアピールする看板を設置した。海外で行われるサッカーの試合に自治体が広告を出すのは珍しい。意外性による認知度の向上が狙いで、今後予定する「熊野古道の世界遺産登録20周年」「伊勢神宮の式年遷宮」のイベントに向け、弾みをつけたい考えだ。 試合はヤンゴンで開かれた。三重県が掲出した看板は、幅6メートル、高さ1メートルで、エメラルドグリーンを基調に「観光三重 kankomie」とデザイン。ゴールラインとタッチラインの奥に2カ所設置した。 県内には、数多くのプロサッカー選手を輩出する強豪校の四日市中央工業があるなど、三重はサッカーが盛ん。今回の企画を立案した観光誘客推進課の寺井裕介係長は「すごく注目され、いい意味での意外性が受けると思う」と期待する。ターゲットは、三重県を多く訪れる30~50代で、看板の掲出でさらなる誘客を狙う。 県は今年度、首都圏での観光プロモーション予算を約1億計上しており、看板の掲出はこの中に含まれる。観光部の予算は約24億円に上るが、今後、熊野古道の世界遺産登録20周年や伊勢神宮の式年遷宮に向けたイベントやプロモーションなどに注力する。 #ニュース #news #三重 #mie #伊勢神宮 #熊野古道 #世界遺産 #サッカー #ミャンマー リポーター:時事通信社編集委員 堀尾晃宏
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