2019/10/09話題

カッパが駅でお出迎え=兵庫県福崎町

JR福崎駅(兵庫県福崎町)の広場に置かれた円柱形の水槽に、カッパの人形が定期的に姿を現し、観光客らを出迎えている。約1.3キロ離れた辻川山公園の池に出没する人気者「ガジロウ」が地下トンネルを通り抜けてきたというストーリー設定。髪を振り乱しながら浮かび上がるカッパの異様な光景は、大勢の人たちをくぎ付けにしている。  福崎町は、民俗学者・柳田国男の生誕地で、著書に由来した「妖怪」の町おこしに取り組んでいる。生家が保存されている辻川山公園をはじめ、町の各所に妖怪の人形を設置。中でも公園の池から飛び出すガジロウは売れっ子で、多くの観光客がその姿を待ち受ける。町は、長年の懸案だった駅前の整備が完了し、モニュメントとして広場にガジロウが現れる環境を整えた。【時事通信姫路支局】 映像素材の購入については時事通信フォトへお問い合わせください https://www.jijiphoto.jp

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