大阪ガス、CO2削減技術を強化 藤原社長、脱炭素「真正面で向き合う」
大阪ガスの藤原正隆社長は24日までにインタビューに応じ、二酸化炭素(CO2)と水素から天然ガスの主成分であるメタンを合成する「メタネーション」の開発を強化する考えを示した。太陽光や風力など再生可能エネルギー電源の開発・調達と並行し、2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロに抑える政府目標の実現に貢献する。
今月1日付で就任した藤原氏は、「(温暖化の課題に)真正面から向き合い、技術開発を進めていく」と強調。メタネーションはCO2削減効果の高さで知られ、CO2を大量に排出する高炉・プラントを持つ鉄鋼、化学メーカーとの連携を視野に早期実用化に意欲を示した。
藤原氏は、合成したメタンを原料とする都市ガスについて、「既存の配管や発電システムに供給できるため、社会的コストを抑制できる」と利点を訴えた。(2021/01/25-02:19)
INTERVIEW: Osaka Gas to Develop CO2 Reduction Technology
Osaka Gas Co. will strengthen the development of a technology to synthesize methane from carbon dioxide and hydrogen to cut CO2 emissions, President Masataka Fujiwara has said.
Osaka Gas will also step up its development and procurement of renewable energy, such as solar and wind power.
最新ニュース
-
同性婚認めぬ規定「違憲」=「差別的取り扱い」指摘、国への賠償請求は棄却―二審判決2件目・東京高裁
-
兵庫知事選、31日告示=過去最多、7人出馬へ
-
東京出張1泊1万9000円=国家公務員の宿泊費、来年度から―財務省案
-
止まらないドジャースのフリーマン=米大リーグ
-
アギラーが退団=プロ野球・西武
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕