ファミマが赤字、ローソンは8割減益 コンビニ大手2桁減収―8月中間決算
コンビニエンスストア大手3社の2020年8月中間連結決算が8日、出そろった。新型コロナウイルスの影響長期化から休業店舗支援や感染対策費などの損失が膨らんだ結果、ファミリーマートが赤字に転落。ローソンは約8割、セブン―イレブンを運営するセブン&アイ・ホールディングスも約3割の減益だった。
売上高は全3社が前年同期比2桁の減収。ファミマは都市部の店舗を中心に販売不振に陥ったほか、コロナ対策費や収益力の落ちた店の減損損失244億円が響き、純損益が107億円の赤字(前年同期は381億円の黒字)に転落した。
ローソンは店舗の売り上げ減に加え、外出自粛の影響からチケット販売や映画館などエンターテインメント関連事業が苦戦。純利益は83.6%減の33億円(同201億円)だった。
セブン&アイは巣ごもり消費を追い風に食品スーパーが好調だった一方、主力のセブン―イレブン・ジャパンの営業利益は141億円のマイナス。セブン&アイの連結純利益は34.5%減の725億円(同1106億円)にとどまった。セブン―イレブンでは消費者の行動変化に対応して総菜・生鮮食品などの品ぞろえを強化し、6月以降は既存店売上高を前年並みまで回復させた。(2020/10/08-19:57)
Japanese Convenience Store Chains Struggle in March-Aug.
Three major Japanese convenience store chain operators' earnings sharply worsened in the March-August first half of their current business year, due to the lingering coronavirus epidemic.
Lawson Inc. said Thursday that its first-half consolidated net profit plunged 83.6 pct from a year earlier to 3,307 million yen.
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