ネット動画配信契約30%に 若い世代は過半数占める―時事世論調査
インターネットで映画などを見る動画配信サービスを契約している人の割合が30%を超えたことが、時事通信社が実施した「映画に関する世論調査」で分かった。特に18~29歳の若い世代では回答者の過半数を占めた。新型コロナ禍などで自宅で過ごす時間が長くなったことも背景にあるとみられる。
ネットフリックスやアマゾンプライムといった動画配信サービスの契約の有無を聞くと、「契約している」は31.0%に上り、昨年8月の同じ調査の20.3%から10.7ポイント増加していた。
年齢別では、18~29歳が54.9%(昨年37.5%)と大幅に増加。30歳代も51.1%(同34.7%)で半数を超えた。以下、40歳代43.9%(同23.3%)、50歳代35.8%(同25.8%)、60歳代20.7%(同16.0%)、70歳以上5.4%(同2.9%)と中高年世代でも大きく増えていた。
一方で、全員に「映画を見るためにレンタル店を利用するか」を聞くと、最多は「全く利用していない」の64.8%。「年に1回以下」も10.1%という結果だった。
ただ、動画配信サービスを契約している人に「映画館やDVDレンタル店は必要か」を聞くと、「映画館もレンタル店も必要」の回答が63.7%と多数を占めた。「映画館は必要だが、レンタル店は必要ない」は22.8%だった。
調査は8月7~10日、新型コロナの影響で沖縄県を除く全国の18歳以上の男女1977人に面接方式で実施。有効回収率は63.7%。(2020/09/22-20:41)
Over 30 Pct in Japan Use Video Streaming Services: Jiji Survey
Over 30 pct of people in Japan use online video streaming services, a Jiji Press survey conducted in August showed.
The proportion of respondents who subscribe to online video services such as Netflix and Amazon Prime rose to 31.0 pct from 20.3 pct in the previous survey a year before.
Among respondents aged 18 and 29, the proportion grew significantly, to 54.9 pct from 37.5 pct.
Asked how frequently they go to DVD rental shops to rent movies, 64.8 pct said not at all and 10.1 pct said once a year or less.
Among subscribers to online video services, 63.7 pct said both movie theaters and DVD rental shops are necessary, while 22.8 pct said movie theaters are necessary but rental shops are unnecessary.
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