百貨店4社、3~5月期は軒並み営業赤字 コロナ休業が打撃
百貨店4社の2020年3~5月期決算が15日、出そろった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた店舗の休業で、4社とも売り上げが激減し、営業赤字に陥った。赤字額が最も大きかったのは大丸と松坂屋を傘下に持つJ・フロントリテイリングの271億円(前年同期は127億円の黒字)で、百貨店の業績の落ち込みが鮮明となった。
営業赤字額は高島屋が73億円、そごう・西武が12億円。15日決算発表した松屋は9億円だった。高島屋は店舗休業で人件費などの特別損失を85億円計上。松屋は13億円だった。
店舗の営業再開後も客足の戻りは鈍く、訪日外国人旅行者も急減。売り上げの本格回復は見通せず、「厳しい状況はまだ続く」(松屋)との声が上がる。(2020/07/15-21:23)
Japan Dept. Store Firms Hit Hard by Epidemic in March-May
Four major Japanese department store operators saw dismal business results in March-May due to the fallout of the novel coronavirus epidemic, according to their earnings reports released by Wednesday.
All four firms suffered year-on-year plunges in operating revenue and reported operating losses in the first three months of their current business year to February 2021.
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