都民は他県への移動自粛を 「夜の街」に指針順守要請―小池知事
東京都の小池百合子知事は4日、内閣府で西村康稔経済再生担当相と会談し、新型コロナウイルス感染拡大への対応を協議した。この後、記者団の取材に応じ、「都民に改めてお願いする。不要不急の他県への移動はご遠慮いただきたい」と要請。テレワークの推進など感染防止策の継続を訴えた。
政府は都道府県をまたぐ移動の自粛要請を解除済み。西村再生相は記者会見で、小池氏に政府の方針は変更しないと伝えたことを明らかにし、「都知事の責任で呼び掛けるということだ」と指摘。双方の温度差をにじませた。西村氏は「通勤、通学といった必要なことは当然やっていただく」とも語った。
一方で両氏は、感染者が相次ぐホストクラブなど「夜の街」対策として、事業者や従業員に感染防止ガイドラインの順守などを求めることで一致。利用客に対しても、ガイドラインを守らない店を利用しないことや、接触確認アプリを使用することを勧める点を申し合わせた。
都内の新型コロナ感染者は2日以降、3日連続で新たに100人以上確認されている。安倍晋三首相や菅義偉官房長官、西村氏らは4日、こうした状況を踏まえて首相官邸で協議。「現時点で緊急事態宣言の発出は必要ない」との認識を改めて確認した。(2020/07/04-20:30)
Tokyo Governor Warns against Nonessential Trips
Tokyo Governor Yuriko Koike Saturday asked residents not to make unnecessary trips to other prefectures in Japan to prevent coronavirus infection.
She made the request while speaking to reporters as the number of new coronavirus cases in the capital topped 100 for the third straight day on Saturday.
"I ask residents again to refrain from nonessential visits to other prefectures," Koike said after a meeting with economic revitalization minister Yasutoshi Nishimura.
The Japanese government has already lifted its coronavirus-related request not to make trips across prefectural borders.
Koike and Nishimura agreed to request that nightclub operators and workers abide by coronavirus prevention guidelines. In recent days, many of new cases in Tokyo have occurred in nightlife districts.
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