収益減でも配当維持 地銀の8割、金融庁は疑問視
地方銀行の約8割が2021年3月期の年間配当予想を維持することが15日、分かった。低金利の長期化に加え、新型コロナウイルス流行で取引先の業績は悪化し、地銀の収益は急速に低下している。それでも株主還元を手厚くする姿勢について、金融庁は「(配当抑制で)余力を残し、地元企業を支援すべきではないか」(幹部)と疑問を呈している。
時事通信が全国の地銀全86社の決算を分析した。21年3月期の配当見通しを公表した82社のうち、約8割に当たる63社が維持、4社が増配(記念配当を含む)を予定する。
一方、全体の7割弱に当たる56社が純利益の減少を見込むが、減配予想は14社にとどまった。(2020/06/15-18:07)
80 Pct of Japan Regional Banks to Keep Annual Dividends Unchanged
Despite falling profitability amid the current low-interest environment, about 80 pct of regional banks across Japan expect to keep their dividends for the year through March 2021 unchanged from the previous year, a Jiji Press survey showed Monday.
In their latest earnings reports, 63 regional banks estimated their dividends for the current business year will be at the same levels as in the previous year, while four banks projected higher dividends and 14 forecast lower payouts.
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