2020.06.15 13:41World eye
ヤンキース、サイン盗みで追及の可能性も 裁判所が情報公開命じる
【ニューヨークAFP=時事】米大リーグ(MLB)の名門ニューヨーク・ヤンキースが、過去の電子機器を使ったサイン盗みでヒューストン・アストロズやボストン・レッドソックスと同様に追及される可能性が浮上した。(写真はヤンキースの本拠地ヤンキースタジアムの外に描かれたチームのエンブレム)
米ウェブサイトのジ・アスレチックによれば、ニューヨーク州地方裁判所の判事が、2017年にMLBのロブ・マンフレッドコミッショナーがヤンキースへ送った書簡を公開するよう命じた。
書簡には、ヤンキースのサイン盗みに関する詳細が記されており、球団は「評判に大きな傷がつく」と公開に抵抗しているという。チームはほぼ完全版の書簡を15日の昼までに提出しなければならず、公開に対しては緊急の異議申し立てを行う可能性が高いと伝えられている。
2017年のMLBでは、レッドソックスがアップルウオッチを使ってサインを盗んだとされ、罰金を科されたが、ヤンキースも「ベンチの電話の使用に関するルール」への違反で同様の処分を受けた。
書簡に記されている詳細が明らかになれば、ヤンキースのスキャンダルは2017年のアストロズと2018年のレッドソックスの醜聞に匹敵するレベルに発展する可能性がある。両チームはその年それぞれワールドシリーズを制覇したが、電子機器を使ったサイン盗みが発覚して以降は汚れたタイトルと言われている。
アストロズは外野席に設置したカメラで相手捕手のサインを盗み、ベンチ近くの画面に映して選手が見えるようにしていた。そしてベンチの選手がごみ箱をたたいて打者に球種を知らせていた。
リーグは1月、チームが2017年と2018年シーズンにこのシステムを使っていたとする調査結果を発表し、A.J.ヒンチ監督とジェフ・ルーノウゼネラルマネジャー(GM)に対して1年間の職務停止と、球団に対して500万ドル(約5億4000万円)の罰金とドラフト1巡目、2巡目指名権の2年間剥奪の処分を科した。
ヒンチ監督とルーノウGMは、後にチームから解雇されている。また、当時のアストロズのコーチで、レッドソックスの指揮官に就任していたアレックス・コーラ監督も退任した。
そのレッドソックスについても4月に調査結果が出て、コーラ前監督とリプレー映像担当者が1年間の職務停止処分を受けた。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2020/06/15-13:41)
米ウェブサイトのジ・アスレチックによれば、ニューヨーク州地方裁判所の判事が、2017年にMLBのロブ・マンフレッドコミッショナーがヤンキースへ送った書簡を公開するよう命じた。
書簡には、ヤンキースのサイン盗みに関する詳細が記されており、球団は「評判に大きな傷がつく」と公開に抵抗しているという。チームはほぼ完全版の書簡を15日の昼までに提出しなければならず、公開に対しては緊急の異議申し立てを行う可能性が高いと伝えられている。
2017年のMLBでは、レッドソックスがアップルウオッチを使ってサインを盗んだとされ、罰金を科されたが、ヤンキースも「ベンチの電話の使用に関するルール」への違反で同様の処分を受けた。
書簡に記されている詳細が明らかになれば、ヤンキースのスキャンダルは2017年のアストロズと2018年のレッドソックスの醜聞に匹敵するレベルに発展する可能性がある。両チームはその年それぞれワールドシリーズを制覇したが、電子機器を使ったサイン盗みが発覚して以降は汚れたタイトルと言われている。
アストロズは外野席に設置したカメラで相手捕手のサインを盗み、ベンチ近くの画面に映して選手が見えるようにしていた。そしてベンチの選手がごみ箱をたたいて打者に球種を知らせていた。
リーグは1月、チームが2017年と2018年シーズンにこのシステムを使っていたとする調査結果を発表し、A.J.ヒンチ監督とジェフ・ルーノウゼネラルマネジャー(GM)に対して1年間の職務停止と、球団に対して500万ドル(約5億4000万円)の罰金とドラフト1巡目、2巡目指名権の2年間剥奪の処分を科した。
ヒンチ監督とルーノウGMは、後にチームから解雇されている。また、当時のアストロズのコーチで、レッドソックスの指揮官に就任していたアレックス・コーラ監督も退任した。
そのレッドソックスについても4月に調査結果が出て、コーラ前監督とリプレー映像担当者が1年間の職務停止処分を受けた。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2020/06/15-13:41)
2020.06.15 13:41World eye
Judge orders letter unsealed on Yankees sign stealing-- report
The New York Yankees could join the Houston Astros and the Boston Red Sox as the focus of a Major League Baseball sign-stealing scandal thanks to a New York judge.
US District Court judge Jed S. Rakoff ordered Friday that a 2017 letter from MLB commissioner Rob Manfred to the Yankees detailing the team's sign-stealing activities be unsealed next Friday, The Athletic reported.
The Yankees argued making the letter public would cause significant reputational injury to the club, according to the report.
MLB fined the Boston Red Sox in 2017 for illegally using Apple watches to steal signs from the Yankees but also fined the Yankees for violating a rule governing the use of the dugout phone.
But details in the letter could lift the 2017 Yankees scandal to a level matching those of the 2017 Astros and 2018 Red Sox -- World Series winners whose titles are tainted by using electronic methods to steal signs.
The Astros were found to have used outfield cameras to detect signs from opposing catchers to pitchers, with players seeing the signs on a screen just beyond the dugout and signaling what pitch was coming to batters by banging on trash cans.
An MLB investigation concluded this past January that the Astros used the system during their 2017 championship run and in 2018.
Astros manager A.J. Hinch and general manager Jeff Luhnow were suspended for the 2020 season then fired by the Astros, who were fined $5 million and docked top picks in the 2020 and 2021 MLB Drafts.
The Red Sox and manager Alex Cora, an Astros bench coach in 2017, agreed to part ways after the findings were revealed.
A separate investigation into Red Sox sign stealing in 2018 issued findings two months ago, imposing a 2020 season ban on Cora and the team camera replay operator.
Players were given immunity by MLB in exchange for cooperation in the probe.
The Yankees letter court ruling came after fantasy sports players sued MLB in the wake of the Astros and Red Sox sign-theft scandals, citing different punishments in the cases.
The Yankees reportedly are likely to make an emergency appeal of the decision. The team was given a Monday noon deadline to submit a version of the letter with minimal redactions.
Several Yankees players ripped the Astros after their 2017 scandal was revealed, New York star Giancarlo Stanton suggesting the Yankees were cheated out of a World Series spot when they lost to Houston in the 2017 American League Championship Series.
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