「健全な言論」民主主義に不可欠 石破首相、時事互礼会で強調
石破茂首相は7日、東京都内で開かれた時事通信社など主催の新年互礼会に出席した。今年が戦後80年の節目の年であることに関し、「健全な言論がないと民主主義は絶対に成り立たない」と強調。国会などでの自由闊達(かったつ)な論戦の必要性を訴えた。
首相は、日中戦争を巡る軍部や政府の対応を批判した1940年の「反軍演説」により衆院議員を除名されたことで知られる政党政治家・斎藤隆夫に言及。「権力に屈せず本当のことを言わないと国は傾く」と指摘した。
また、自身について「いろいろ書かれて悲しいこともいっぱいあるが、めげずに本年も頑張りたい」と語った。
明治維新以降に日本が目指してきた「強い日本」や「豊かな日本」に代わる新たな理念として、「『楽しい日本』をつくっていかなければならない」との考えも改めて示した。(2025/01/07-19:35)
Healthy Speech Essential for Democracy: Ishiba
Japanese Prime Minister Shigeru Ishiba on Tuesday stressed the importance of free and open-minded debate in the Diet, or Japan's parliament, and other forums.
"Democracy is definitely impossible without healthy speech," Ishiba said at a New Year's event hosted by Jiji Press and others.
As this year marks the 80th anniversary of the end of World War II, Ishiba referred to prewar lawmaker Takao Saito, who was expelled from the House of Representatives, the lower chamber of the Diet, for his 1940 speech criticizing Japan's military and government.
"If we do not resist power and speak the truth, the country will decline," the prime minister said.
"There are various things written about me that make me feel sad, but I want to do my best this year without being discouraged," he added.
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