渡辺真理さんにレガシー賞 ジャズ発祥地ニューオーリンズ―米財団
米南部ルイジアナ州ニューオーリンズ市にある世界的に有名なジャズのライブハウス「プリザベーション・ホール」の運営財団が、同市在住の日本人ピアニスト渡辺真理さん(59)へのレガシー賞授与を決めたことが15日、分かった。授賞式は16日。
レガシー賞は、ジャズ発祥の地ニューオーリンズのジャズの伝統・文化の継承や発展に貢献したミュージシャンに贈られる。日本人が同賞を受賞するのは初めてとなる。
渡辺さんは東京都生まれ。「早大ニューオルリンズジャズクラブ」の出身で、1985年にニューオーリンズ市に移住し、長年にわたり現地で演奏活動を続けてきた。94年からプリザベーション・ホールでも定期的にピアノを弾き、人気を集めている。
渡辺さんは「39年間やってきて、多くの皆さんが受賞する価値があると言ってくれ、とてもうれしい。アジア人女性としても初めてと知らされており、各分野で多くのアジアの女性が続いてほしい」と語った。(2024/10/15-17:26)
Japanese Pianist Watanabe to Receive New Orleans Jazz Award
Preservation Hall Foundation, the operator of world-famous jazz club Preservation Hall in New Orleans, will honor Japanese pianist Mari Watanabe, 59, as a winner of this year's Legacy Awards, it was learned Tuesday.
The award ceremony will be held Wednesday.
The prize honors musicians for their outstanding contributions to jazz heritage and the New Orleans community, the birthplace of jazz. Watanabe will be the first Japanese to receive the award.
A native of Tokyo, Watanabe joined a jazz club while attending university. She moved to New Orleans in 1985 and has since been performing there.
At Preservation Hall, Watanabe has been a regular pianist since 1994.
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