都内最大の物流施設 ドローン活用実証も―三井不動産など
三井不動産と日鉄興和不動産(東京)は2日、東京都板橋区に完成した都内最大の物流施設を報道陣に公開した。地域住民の防災拠点機能も備え、施設の一部はドローンの技術開発を手掛ける事業者らに貸し出す。実証実験の場を提供し、人手不足が深刻な物流現場での活用につなげる狙いがある。
製鉄所の跡地に9月末に完成した施設は地上6階建て、延べ床面積約26万平方メートル。ヤマト運輸などが入る予定だ。ドローンの研究や開発は、東京大学やKDDIスマートドローン(東京)など産学官が連携。荷物の配送や施設点検などでの実用化を目指し、人材育成も手掛ける。
公園と隣接する施設周辺の敷地は地域住民向けの広場として整備。高台のスペースは、荒川の氾濫など災害発生時にヘリポートとして使う。施設には約1000人が一時待避できる。区の支援物資も保管し、災害時は物資配送拠点となる。
三井不動産の篠塚寛之執行役員は「物流施設に社会のニーズに応える施設を合わせることで、地域の価値を上げていきたい」と語った。(2024/10/02-17:04)
Tokyo's Largest Logistics Base Completed
Mitsui Fudosan Co. and Nippon Steel Kowa Real Estate Co. on Wednesday unveiled to the press a newly built logistics base in Tokyo's Itabashi Ward, the largest such facility in the Japanese capital.
The six-story facility, with a total floor area of about 260,000 square meters, was completed on the site of a former steel plant at the end of last month. It will be used by Yamato Transport Co. and others.
最新ニュース
-
青学大が勝ち点3=東都大学野球
-
経済3団体トップ、石破首相と会談=賃上げ環境整備など要望
-
26年の米軍駐留費負担8.3%増=「もしトラ」備え新協定妥結―韓国
-
中国製EVの関税引き上げへ=EU加盟国が採決
-
東京・赤羽の工事現場で不発弾か=周辺を規制、住民避難―警視庁
写真特集
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕
-
【スポーツクライミング】安楽宙斗〔パリ五輪〕
-
【カヌー】羽根田卓也〔パリ五輪〕