シャープ、EV事業参入へ 鴻海と連携、数年後の発売目標
シャープは6日、電気自動車(EV)事業に参入すると発表した。親会社の台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業と連携し、EVのコンセプトモデルを開発。17日から開催する技術展示会で公開する。種谷元隆専務執行役員は東京都内で開いた説明会で、EVの発売時期について「数年後を一つのめどに進めたい」との考えを明らかにした。シャープは主に企画やマーケティングを担う方向だ。
今回開発したコンセプトモデル「LDK+」は、車内をリビングの拡張空間と捉えた点が特徴。窓ガラスに光を遮断する機能があり、外から中の様子が見えにくくなる。人工知能(AI)を生かして空調や明るさを自動で調整するほか、大型液晶ディスプレーを車内後方に搭載してシアタールームやリモートワークに使うことも想定する。(2024/09/06-19:01)
Sharp Enters EV Biz with Taiwanese Parent Hon Hai
Japanese electronics maker Sharp Corp. said Friday that it is entering the electric vehicle business in collaboration with its Taiwanese parent company, Hon Hai Precision Industry Co.
Sharp and Hon Hai will unveil their jointly developed EV concept model at a technology show starting Sept. 17.
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