渡辺氏出馬で調整 IOC会長選〔五輪〕
【パリ時事】来年3月にも行われる国際オリンピック委員会(IOC)の次期会長選挙に、国際体操連盟会長でIOC委員を務める渡辺守成氏(65)が立候補する方向で調整されていることが11日分かった。関係者が明らかにした。
スポーツ界のトップとも言えるIOC会長は現在、フェンシング男子の五輪金メダリストでもあるバッハ氏(ドイツ)が務めており、任期は来年6月まで。過去にアジア出身の会長はいない。
取材に応じた渡辺氏は、正式な表明には自身が理事を務める日本オリンピック委員会(JOC)の機関決定が必要だとし、「それを待ちたい」と話した。2013年から会長を務めるバッハ氏については、「東京五輪をコロナ禍で開催し、成功させた功績は大きい。それがパリ五輪の成功にもつながった」と評価した。
JOCの尾県貢専務理事は11日、「日本やJOCにとって、そういったポジションを目指すことはすごく意味がある。当然、協力していきたい」と後押しする考えを示した。
関係者によると、会長選にはサマランチ・ジュニアIOC副会長(スペイン)や世界陸連のコー会長(英国)、フランス・オリンピック委員会のラパルティアン会長も名乗りを上げる見通し。(2024/08/11-21:02)
Japan's Morinari Watanabe Seen Running for Next IOC President
Japan's Morinari Watanabe, president of the International Gymnastics Federation and a member of the International Olympic Committee, is planning to run for the next IOC president, it was learned on Sunday.
The IOC will hold a presidential election as early as March 2025 as the term of the current president, Thomas Bach, an Olympic fencing gold medalist from Germany, expires in June 2025.
The IOC has never had an Asian president.
Watanabe told reporters that the Japanese Olympic Committee's decision would be necessary for him to announce his possible candidacy for the IOC president. "I will wait for that," he said.
Meanwhile, Watanabe praised Bach, who took office in 2013, for successfully staging the Tokyo Olympics in 2021 amid the COVID-19 pandemic, which paved the way for the success of the Paris Olympics.
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