JR3社、増収増益 新幹線利用が好調―4~6月期決算
JR東日本、東海、西日本の2024年4~6月期連結決算が1日、出そろった。インバウンド(訪日客)らの観光需要が拡大し、新幹線の利用が好調に推移。3社とも増収増益を確保し、特に純利益は前年同期比2桁の高い伸び率となった。
売上高は、JR東が9.1%増の6866億円、JR東海が10.2%増の4352億円、JR西が9.1%増の4027億円。このうちJR東海の運輸収入は、コロナ禍前の18年4~6月期実績を上回った。JR東とJR西は、北陸新幹線の延伸効果もあり同期実績の9割超まで回復した。
純利益はJR東が前年同期比63.6%増、JR東海が32.3%増、JR西が14.9%増と大幅増益となった。(2024/08/01-18:52)
3 JR Firms Post Higher Revenue, Profits
East Japan Railway Co., Central Japan Railway Co. and West Japan Railway Co. posted higher consolidated revenue and profits for the fiscal first quarter ended in June.
The three companies saw passenger numbers on Shinkansen bullet train lines grow amid expanding tourist demand from visitors to Japan.
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