電力大手、8社減益 電気料金が下落―4~6月期
電力大手10社の2024年4~6月期連結決算が31日に出そろい、純利益は8社で減益、沖縄電力は純損益が赤字となった。電力の販売単価が低下したことが収益悪化につながった。
四国電力は、純利益が前年同期比2倍超の240億円と過去最高を更新。原発稼働が利益を押し上げた。宮本喜弘社長は火力発電の燃料価格について、「ウクライナや中東での紛争や、為替の動向などで先行きが不透明な状況だ」との見方を示した。
原発の再稼働が進む関西電力は40.1%減の1157億円、九州電力は48.7%減の366億円だった。東京電力ホールディングスは41.9%減の792億円。(2024/07/31-21:34)
Most of Japan's Major Power Firms Log Worse Earnings in April-June
Most of Japan's 10 major power utilities saw their earnings deteriorate in April-June as electricity prices fell, according to their latest earnings reports.
Eight of the 10 companies logged lower net profits for the quarter, while another, Okinawa Electric Power Co., fell into the red.
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