熱帯びる夏物商戦 蒸し暑さ対策グッズも
昨年並みの猛暑が予想される夏本番を前に、夏物商戦が熱を帯びてきた。小型扇風機は前年を超える売れ行き。節電を売りにしたクーラーの引き合いも強い。例年より遅めの梅雨入りで蒸し暑さもピーク。臭いケア商品にも注目が集まる。
家電量販店ビックカメラでは、気温の上昇とともにエアコンや扇風機、サーキュレーターの売り上げが伸びている。電気料金の値上げも背景に、特に節電を売りにしたタイプが人気だ。
雑貨店のハンズでは、片手で持つタイプの小型扇風機の3月~6月中旬の売り上げが前年比約1.8倍に。「ビジネスシーンや休日のお出掛け用など、違うデザインのものを使い分けて複数購入する人も多い」(同社)という。
リベルタが6月下旬に発売した衣料品「氷撃α(アルファ)」は、特殊な繊維を用い、生地の温度を自動調節してくれる優れもの。オンライン先行販売では約1週間で完売したという。
百貨店のそごう・西武では、べたつきや臭いをケアする商品が売れている。香水やコロンなどの6月の売り上げは前年同月の実績を1割上回った。高級シャンプーなどのヘアケア商品も3割増。晴雨兼用傘を手にする顧客も多い。
首にかけるタイプの花王の冷却シート「ビオレ 冷(ひや)タオル」や、マンダムの男性用汗拭きシートも売り上げが伸びている。厳しさを増す日本の夏、メーカーの創意工夫も続く。(2024/07/01-07:08)
Japan Companies Beat Drum for Heat-Beating Goods
Businesses in Japan are beating the drum for products to help people cope with this summer's hot weather, which is forecast to be as harsh as last year's.
Sales of small-sized fans are robust, surpassing those of 2023. Energy-saving air conditioners are also flying off the shelves. As humid weather reaches its peak, items to prevent body odor are gathering attention.
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