ソニー宮城拠点、250人削減 ブルーレイ、生産縮小
ソニーグループ傘下で、ブルーレイディスク(BD)などの記録メディアを手掛ける宮城県の拠点が、全体の約4割に当たる約250人の希望退職を募ることが29日、分かった。データの保存方法が変化し、BDなど光ディスクの市場が縮小しているためで、生産も段階的に縮小する。
希望退職を募るのは宮城県多賀城市にある開発・生産拠点で、従業員は約670人。光ディスクの他、磁気テープなども手掛けているが、光ディスクの不振で業績が長期にわたり低迷していた。7月から従業員との面談を始める予定で、退職日は年度内を見込む。
光ディスクの開発は終了し、生産も最終的には終了に向かう。家電量販店などでの販売は当面続ける方針で、法人向けも在庫を積み増し、しばらくは対応する。(2024/06/29-15:50)
Sony Optical Disc Unit to Shed 40 Pct of Workforce
A Sony Group Corp. unit that makes recording media plans to shed about 250 jobs, or about 40 pct of its total workforce of some 670, through buyouts by the end of this fiscal year, people familiar with the matter said Saturday.
The move by the company, based in Tagajo in the northeastern Japan prefecture of Miyagi, reflects a shrinking market for optical discs, including Blu-ray Discs. The Sony unit has for years been struggling with weak demand for optical discs.
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