北海道の70代男性死亡 新型肺炎で12人目
北海道は1日、新型コロナウイルスに感染していた釧路地方の70代男性が死亡したと発表した。道内感染者の死者は3人目で、国内感染者のうち、死亡が確認されたのは12人となった。
道などによると、男性は基礎疾患があり、釧路市の病院に入院中に肺炎を発症。2月25日のウイルス検査で陽性と判明した。26日に釧路市の別の病院に移り、29日夜、亡くなった。
道は院内感染の疑いがあるとみて、医療従事者や同室者にウイルス検査を実施。いずれも陰性だったが、なお調査を続けている。
道はまた、江別市の20代女性看護師と北見市の40代男性の計2人に感染が確認されたと発表。これにより道内感染者は72人となった。
このほか1日は、相模原市の50代夫婦や、東京都の70代男性と50代女性の感染も明らかになった。都によると、70代男性は2月26日に死亡した感染者と同じ病室に入院していた。50代女性は感染者が利用していた千葉県市川市のスポーツクラブに通っていたという。
神奈川県は、既に感染が確認されている70代の母親と同居する50代女性の感染が判明したと発表した。女性は2月、千葉県船橋市に住む20代の息子を訪ねており、この息子も感染していた。
また、名古屋市は50~80代の女性計3人の感染が確認されたと発表。北九州市に住むタクシー運転手の60代男性、高知市の60代女性、兵庫県西宮市の40代男性の感染も判明した。同県での感染確認は初めて。(2020/03/01-23:35)
Elderly Man Infected with COVID-19 Dies in Hokkaido
An elderly man infected with the COVID-19 novel coronavirus in the Kushiro region in the northernmost Japan prefecture of Hokkaido has died, the prefectural government said Sunday.
The man, who was in his 70s, was the third person to die in Hokkaido after being infected with the virus originating in China.
He developed fever and pneumonia on Feb. 23 while being hospitalized, according to the Hokkaido government. The man tested positive for the virus two days later.
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