北朝鮮がミサイル2発発射 今年初、軍事挑発再開
【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮が2日、東部の元山付近から日本海に向けて、飛翔(ひしょう)体2発を発射した。合同参謀本部関係者は短距離弾道ミサイルと推定。北朝鮮が短距離ミサイルを発射するのは昨年11月末以来となる。今年に入ってからは初めてで、最近控えてきた軍事的な挑発を本格的に再開した可能性がある。
米政府高官は「北朝鮮から飛翔体が発射されたという報道を把握している。状況を注視し続けている」と述べた。
合同参謀本部によれば、飛翔体は高度約35キロで、飛行距離は約240キロ。日本政府は北朝鮮の飛翔体発射について「わが国の領域や排他的経済水域(EEZ)への弾道ミサイルの飛来は確認されていない」と発表した。
韓国大統領府は鄭義溶国家安保室長主宰で関係閣僚会議を開催し、情勢を分析。会議では「軍事的緊張を招く行動」に「強い憂慮」を表明するとともに、北朝鮮に軍事行動の中断を求めた。
北朝鮮は昨年末の朝鮮労働党中央委員会総会で、一時的に中断していた核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の再開を示唆。ただ、今年1月に中国で新型コロナウイルスの感染者が増加して以降は、外国との往来を閉じるなど感染阻止対策に集中し、軍事的な活動は控えていた。(2020/03/02-22:43)
N. Korea Fires 2 Projectiles: S. Korean Military
North Korea fired two unidentified projectiles from around Wonsan on its eastern coast toward the Sea of Japan on Monday, according to the South Korean military.
The latest projectile firing by the reclusive country was the first since late November last year.
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