自民岸田派が解散決定 林氏「けじめつける」
自民党岸田派(宏池会)は23日、東京都内で臨時会合を開き、派の解散を正式に決めた。座長の林芳正官房長官がメッセージを寄せ、「政治の信頼回復を図る観点から、けじめをつける」と表明。異論なく了承された。
今後の手続きは林氏ら幹部に一任された。根本匠事務総長は、派の解散について昨年12月まで同派会長を務めた岸田文雄首相(党総裁)から事前に相談を受けたと説明。「党総裁としての覚悟を感じたので了解した」と語った。
出席者からは、岸田派が先んじて派閥解散を表明したことについて「今回の党改革の中で大変重要な意味を持つ」と支持する声が上がった。一方、「絆を大事にしたい」として、今後の連携に意欲を示す意見も出た。
武井俊輔衆院議員は、派閥事務所内に掲げられた歴代会長の写真などについて「(再び)宏池会を掲げる日があるかもしれない。大切に残してほしい」と語った。
岸田派は1957年に池田勇人元首相が旗揚げした名門派閥。「保守本流」を自認し、岸田氏を含む5人の首相を輩出してきた。23日時点での所属議員は46人。(2024/01/23-17:34)
LDP Kishida Faction Officially Decides Breakup
The ruling Liberal Democratic Party's faction previously led by Prime Minister Fumio Kishida made an official decision Tuesday to disband itself over illegal political funds.
Takumi Nemoto, the faction's secretary-general, told other members at a meeting that he gave the nod when Kishida earlier expressed his determination to break up the group.
The prime minister quit as faction chief after it came to light that the faction, called Kochikai, did not report some 30 million yen in income from fundraising parties in fiscal 2018-2020 against the political funds control law. Kochikai's former accountant faced a summary indictment.
Chief Cabinet Secretary Yoshimasa Hayashi, Kochikai chair, said in a message to the meeting that the breakup is intended to regain public trust in politics.
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