平均4787万円、最高値更新 戸数は43年ぶり低水準―19年の新築マンション
不動産経済研究所が20日発表した2019年の新築マンションの1戸当たりの全国平均価格は前年比0.6%上昇の4787万円と、3年連続で過去最高を更新した。一方、発売戸数は12.0%減の7万660戸で、1976年以来、43年ぶりの低水準だった。価格高騰を受けて消費者が購入に慎重となり、業者も供給を絞った。この傾向は20年も続きそうだ。
資材価格や地価の上昇、人手不足で建築費が高止まりし、平均価格を押し上げた。首都圏は1.9%上昇の5980万円、近畿圏は0.6%上昇の3866万円だった。
地方都市でも札幌市や仙台市が上がった。投資用の単身向けなどの住宅の供給が増えた名古屋市、広島市、福岡市は下落した。
発売戸数は、首都圏、近畿圏、東海・中京圏を中心に減少した。(2020/02/20-16:32)
Japan Average Condo Price Hits Record High for 3rd Year
The average unit price of new condominiums in Japan in 2019 rose 0.6 pct from the previous year to 47.87 million yen, hitting a record high for the third straight year, the Real Estate Economic Institute said Thursday.
Meanwhile, the number of new condominium units put up for sale in the country last year fell 12.0 pct to 70,660, the lowest in 43 years, the institute said.
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