ソニー・ホンダ、新型ＥＶ公開 「アフィーラ」、２６年納車
ソニーグループとホンダが共同出資するソニー・ホンダモビリティ（東京）は１７日、新型電気自動車（ＥＶ）「アフィーラ」の試作車を国内で初めて報道陣に公開した。未来のモビリティー（移動手段）をイメージし、シンプルですっきりしたデザイン。北米で２０２６年春、日本では同年中の納車を予定している。
アフィーラは２６日に開幕する「ジャパンモビリティショー」（旧東京モーターショー）でも展示する。川西泉社長は都内で行われた発表会で、「ソニーが持つ人工知能（ＡＩ）やロボット技術、ホンダが持つ安心安全への取り組みや量産力を組み合わせたい」と語った。
外部の技術者やアーティストらの自由な発想を取り入れるため、オープンな開発環境を整えた。ダッシュボードに配置されたスクリーンのデザインなどをユーザーの好みに応じて変えられるようにするほか、カーナビゲーションの地図にも独自の内容を追加。こうしたソフトウエアのアップデートを通じて課金収入も目指す。
川西社長は「ユーザーにとって唯一無二の愛着を持てる存在を追求する」と強調した。（2023/10/17-19:19）
Sony-Honda Joint Firm Unveils Afeela New EV in Japan
A joint company formed by Sony Group Corp. and Honda Motor Co. unveiled to the media for the first time in Japan on Tuesday the prototype of its Afeela new electric vehicle.
Sony Honda Mobility Inc., the joint company, aims to deliver the new EV, featuring a simple and futuristic design, starting in North America in spring 2026 and in Japan by the end of the year.
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