百貨店売上高、1~2割増 客足回復、初売り堅調―1月
三越伊勢丹ホールディングス(HD)など百貨店4社が1日発表した1月の既存店売上高(速報)は、前年同月に比べ1~2割増加した。新型コロナウイルスの変異株流行で外出が控えられた前年より客足が回復。初売りも堅調だった。
増加幅は、三越伊勢丹HDが20.9%、大丸松坂屋百貨店が20.8%、高島屋が16.3%、そごう・西武が11.1%だった。海外ブランド品など高額品が引き続き好調。寒波の襲来でコートの売れ行きも伸びた。訪日外国人客向けの免税売上高は急回復し、大丸松坂屋では約7.6倍となった。
新型コロナの流行が本格化する直前の2020年1月の売上高に比べると、三越伊勢丹HD以外は依然マイナス圏にある。(2023/02/01-20:11)
4 Major Japanese Dept. Stores Post Solid Sales Growth in Jan.
Four major Japanese department store operators Wednesday reported solid same-store sales growth for January, thanks to a recovery in customer traffic from the COVID-19 pandemic.
Isetan Mitsukoshi Holdings Ltd. posted a 20.9 pct rise in January sales from a year before. Daimaru Matsuzakaya Department Stores Co., a unit of J. Front Retailing Co. , saw a 20.8 pct gain.
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