勾留中死亡、複数署員暴行か 保護室に140時間収容―持病薬も与えず・愛知・岡崎署
愛知県警岡崎署(同県岡崎市)の留置場で4日、勾留中の無職男性(43)が死亡した事案があり、複数の署員が身体を拘束された男性に暴行していた疑いがあることが13日、県警関係者への取材で分かった。
男性は暴れるなどしたため、保護室に約140時間収容されており、持病の薬も与えられていなかった可能性があるという。県警は特別公務員暴行陵虐容疑も視野に、担当した署員から事情を聴くなど対応に問題がなかったか調べている。
県警は13日、事案究明のため警務部長以下約40人体制で調査すると発表した。
県警関係者によると、複数の署員が足を使って、裸で横たわる男性の体の向きを変えるなどの暴行を加えていたことが確認された。けがをさせるような暴行はなかったといい、死亡との直接の因果関係はないとみられる。
男性は大声を出して暴れ、裸になるなどしたため、防音処置がされた保護室に約140時間にわたり収容され、うち100時間以上はベルト手錠や捕縄などの「戒具」で、両手両足を拘束されていた。糖尿病の持病があったが、医師の診察を受けておらず、薬も与えられていなかった可能性がある。(2022/12/13-21:42)
Man Dies during Police Custody in Central Japan
A man has died in a police cell in Aichi Prefecture, central Japan, during a possibly problematic custody, police sources said Tuesday.
Officers of the prefecture's Okazaki Police Station are suspected of assaulting the 43-year-old unemployed man, who was detained for 140 hours in an observation cell at the station's detention facility, handcuffed and bound with rope, the sources said.
The man was put into the cell after he acted violently, shouting and removing his clothes, according to the sources.
Although he had a pre-existing condition of diabetes, the police station did not allow him to see a doctor. He may not have been given any diabetes medicine.
It has been confirmed that some officers used their feet to turn over the man, who was lying naked on the floor of the cell, according to the sources.
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