ボージョレ新酒、解禁 輸送高・円安で大幅値上がり
フランス・ブルゴーニュ産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」の販売が17日午前0時に解禁された。航空輸送費の高騰や円安の影響で、価格が前年の2倍超になるなど、ボージョレにも値上げの波が押し寄せている。
サントリーは昨年8種15品目だった商品数を2種3品目に絞った。7月ごろに温暖な気候や晴天が続き、「自然な果実の甘みが広がり、軽快な酸味とまろやかなタンニンが感じられるワインになった」(広報)という。
解禁時刻に同社が東京都内で開催したイベントで新酒を楽しんだ30代の女性は「口の中で味がふわっと広がり、とてもおいしい」と笑顔で話した。
メルシャンは、輸送費抑制のため瓶より軽いペットボトル商品2品目を発売。今年から扱うハーフボトル(375ミリリットル)の受注が好調だ。
サントリーによると、ボージョレの輸入量は、2012年の74万ケース(1ケース12本)から21年には29万ケースまで縮小。ブーム後退や若者の酒離れで今年も10年連続で減少し、前年の半分程度に落ち込む見通しだ。(2022/11/17-00:30)
2022 Beaujolais Nouveau Sales Start in Japan
Sales of this year's Beaujolais Nouveau wine began in Japan on Thursday.
Prices of the wine, produced in the Beaujolais area in eastern France's Bourgogne region, have more than doubled from the previous year due to soaring air freight costs and the weakening yen.
Suntory Holdings Ltd. has narrowed down its lineup of Beaujolais Nouveau wine from 15 products spanning eight types to just three products among two types.
"The wine has a natural fruity sweetness, a light acidity and mellow tannins" thanks to warm and sunny weather around July, a Suntory official said.
Mercian Corp., a unit of Kirin Holdings Co. , released two products in plastic bottles instead of glass bottles, in order to reduce transportation costs. It is seeing robust orders for its 375-milliliter bottle product, available from this year.
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