ユース五輪会場でボランティア 被災地中高生、スイスで交流
【ローザンヌ(スイス)時事】東日本大震災で被災した東北3県の中高生が13日、訪問先のスイスのローザンヌの冬季ユース五輪会場で、ボランティア体験を行った。
ユース五輪は、15~18歳までの若手選手を対象とした大会で、中高生はフィギュアスケート会場の観客誘導などを担当した。福島県立磐城高校の吉田柚葉さん(17)は「外国人と交流して刺激をもらった」とやや緊張した様子。東京五輪では野球・ソフトボールが福島県で開催されることから「福島の安全性や魅力を海外にも伝えていければ」と意気込んだ。
東北インターナショナルスクール2年の相沢伊吹さん(17)は「次々に人が訪れ対応に苦労した。裏方の大変さを知る良いきっかけになった」と話した。
今回の訪問は、震災復興の担い手育成を目的としたプロジェクト「サポートアワーキッズ」の活動の一環で、福島、宮城、岩手各県から6人が参加した。約2週間スイスに滞在し、ホームステイや被災地の現状を伝えるスピーチを行う予定。(2020/01/14-08:01)
Japanese Students Volunteer at Lausanne Youth Olympics
Six students from three northeastern Japan prefectures heavily damaged by the March 2011 earthquake and tsunami volunteered at the Youth Olympic Games in Lausanne, Switzerland, on Monday.
The junior high and high school students from Fukushima, Miyagi and Iwate prefectures participated in activities such as guiding visitors at a venue for figure skating.
"I was inspired by interacting with foreign people," said Yuzuha Yoshida, 17, a student at Iwaki High School in Fukushima.
Yoshida said, "I hope to let the world know the safety and charm of Fukushima." Her prefecture hosts some baseball and softball matches during this year's Tokyo Olympic Games.
Ibuki Aizawa, 17, a student at Tohoku International School in Sendai, Miyagi, said it was hard to guide people as they came in waves.
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