岸田首相、復興に積極関与 ウクライナ支援で国際会議―独
【ベルリン時事】ベルリンで25日、ウクライナ復興支援に向けた国際会議が開かれた。先進7カ国(G7)が主体となり、議長国ドイツが主催。世界銀行が3490億ドル(約52兆円)以上と試算する復興費用を拠出する国際的な枠組みづくりに向け、各国首脳や国際金融機関トップが具体策を協議した。
岸田文雄首相は次期G7議長国としてビデオ声明を寄せ、「日本独自の知見と強みを生かしたウクライナ支援を行っていく」と表明。東日本大震災の際に経験したがれきの分別や、再利用の技術などを挙げ、「今後もウクライナの人々が必要とする支援を一層積極的に行っていく」と述べた。
ショルツ独首相は開幕演説で、「21世紀の新たなマーシャル・プラン」が必要と強調。第2次大戦後の米国による欧州復興支援になぞらえ、巨額の援助への協力を訴えた。欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は、EUとして短期的な資金需要の3分の1を支援する方針で、来年の合計額が約180億ユーロ(約2兆6000億円)になるとの見通しを示した。
ウクライナのゼレンスキー大統領はビデオ声明で、「ロシアは(インフラなど)全てを破壊している」と支援を求めた。(2022/10/26-07:37)
Kishida Vows Japan's Active Role in Ukraine's Reconstruction
Japanese Prime Minister Fumio Kishida pledged his country's active involvement in Ukraine's reconstruction in international talks in Berlin on Tuesday.
Japan "will continue to provide assistance to Ukraine based on our country's unique knowledge and strengths," Kishida said.
Pointing to Japan's experience of sorting and reusing debris from the March 2011 earthquake and tsunami that mainly hit northeastern Japan, Kishida added, "We will continue to play an active role in providing further assistance to the people of Ukraine as needed."
Kishida made the remarks in a video message for the Berlin meeting to discuss reconstruction assistance for Ukraine, ravaged by Russia's invasion launched in February.
The meeting, led by the Group of Seven major powers, was hosted by this year's G-7 president, Germany. Japan will assume the presidency next year.
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