ゴーン被告「誇り持ち出国したかった」 日本メディアに対応
【ベイルート時事】日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)は10日、逃亡先のレバノン・ベイルートで日本メディアの代表取材に応じ、「このように日本を出るとは思わなかった。誇りを持って出国すると思っていた」と振り返った。一方で出国の経緯については「コメントするつもりはない」と語り、詳細を明らかにしなかった。
ゴーン被告は約30分間にわたって英語でインタビューに応じた。この中でゴーン被告は「自分がやり遂げたこと、日産やアライアンスに誇りを持って出国すると思っていた。不運なことに現実はとても違っている」と指摘。その上で「私が日本に対して敵意を持っていると思わないでほしい。平和的にまた日本を訪れる可能性があればいいと願っている」と強調した。
ゴーン被告は8日に行った記者会見で、自身に対して批判的な論調を取る社を事前に排除し、多くの日本メディアが出席できなかった。10日の代表取材でゴーン被告は「場所が限られていた。日本メディアはどの社も同じ報道をするので、2、3社を入れれば彼らが伝えるだろうと思った」と弁明した。(2020/01/10-22:09)
Ghosn Says He Wanted to Leave Japan with Pride
Former Nissan Motor Co. Chairman Carlos Ghosn said in a pool interview with Japanese media in Beirut on Friday that he wanted to leave Japan with pride instead of fleeing the country.
"I imagined that I would leave Japan proud of what I have done, proud of Nissan, proud of the alliance" with French automaker Renault SA, Ghosn said.
"Unfortunately, the reality is very different," he said. "I never imagined I would leave Japan this way."
Ghosn, indicted in Japan for alleged financial misconduct, fled Japan to Lebanon late last year while waiting for trial on bail, although he had been banned from leaving Japan as a condition for his release from detention. Ghosn, 65, declined to discuss how he left Japan. "I'm not gonna make any comment on this."
"I don't want people to think that I have any animosity against the country (Japan) or any animosity against the (Japanese) people," he said, adding that "I hope one day I will have a possibility" of visiting the country "peacefully."
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