やまゆり園で追悼式 参列者「決して忘れない」―事件から6年・相模原殺傷
相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、入所者ら45人が殺傷された事件から6年となった26日、神奈川県などが同園で犠牲者の追悼式を開いた。
式典は同園の体育館で行われ、遺族や同園関係者のほか、黒岩祐治知事や同市の本村賢太郎市長、島村大厚生労働政務官らが62人が参列。黒岩知事らが式辞を述べた後、参列者全員で犠牲者に黙とうをささげた。
同園の家族会「みどり会」の大月和真会長もあいさつし、「私たちはあなた方のことを決して忘れない。いつも空から見守っていただいているとの気持ちで暮らしていく」と話した。式典終了後、参列者は園内のモニュメントの前で献花した。
黒岩知事は式典後に記者会見した。「ここに来る途中、あの日のことを生々しく思い出した。胸がぐっと締め付けられる思いだ」と振り返り、「こういうことは二度と起こしてはいけない」と強調した。(2022/07/26-16:12)
Victims of Sagamihara Care Home Attack Mourned 6 Years On
A memorial service was held on Tuesday to mourn the victims of a knifing rampage that took place at a care home for mentally disabled people in Sagamihara in Kanagawa Prefecture, south of Tokyo, exactly six years ago.
The memorial event was held at the gymnasium of the care facility, Tsukui Yamayuri-en, attended by 62 people, including Kanagawa Governor Yuji Kuroiwa, Sagamihara Mayor Kentaro Motomura and Dai Shimamura, parliamentary vice minister of welfare.
The participants offered silent prayers, following a speech by Kuroiwa.
"We will never forget you all," Kazuma Otsuki, head of a family association at the facility, said in the ceremony.
After the ceremony, the participants laid flowers in front of a memorial monument at the facility.
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