オデッサ市に浄水装置提供 飲用水1日10万人分―横浜市
横浜市は、姉妹都市であるウクライナ南部のオデッサ市に移動式浄水装置33台を提供する。地下水などを浄化し、合計で1日当たり10万人分(1人3リットル)の飲用水を製造できる。同市では、ロシア軍の侵攻で水道施設を破壊されるリスクが高まっており、緊急時に生活に不可欠な水を供給できるようにする。オデッサ側の要請に応えた。
横浜市職員は11日、ポーランド東部ジェシュフで、オデッサ市のセルヒー・テチューヒン副市長らと会談。副市長は「強力な支援を得られることは幸いだ。横浜市のような友人がいて心強い」と謝意を示したという。
浄水装置は、地元企業のJFEエンジニアリングから11台寄付を受けたほか、横浜市が長野県茅野市の企業などから22台購入した。ポーランドで一時保管し、陸路でオデッサ市に輸送される見通し。
横浜市職員は「必要であれば、浄水装置の追加譲渡も検討したい」と説明した。(2022/07/12-20:33)
Yokohama to Give Odesa Water Purification Equipment
The city government of Yokohama, south of Tokyo, plans to provide 33 units of mobile water purification equipment to Odesa at the request of its sister city in southern Ukraine.
The units are capable of purifying ground and other water to produce drinking water for a total of 100,000 people per day, or 3 liters per person.
In Odesa, there is a growing risk of water facilities being destroyed due to Russia's military aggression.
On Monday, a Yokohama official held talks with Odesa Deputy Mayor Sergiy Tetyukhin and others in Rzeszow, eastern Poland.
Tetyukhin said that it is lucky to have the strong support and also reassuring to have a friend like Yokohama, according to the Yokohama government.
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