細田議長、文春を提訴 セクハラ報道で名誉棄損
細田博之衆院議長は17日、自身のセクハラ疑惑をめぐる週刊文春の報道で名誉を傷つけられたとして、発行元の文芸春秋に損害賠償2200万円(慰謝料2000万円、弁護士費用200万円)を求める訴訟を東京地裁に起こした。現職の衆院議長が名誉毀損(きそん)で提訴に踏み切るのは異例。
週刊文春への謝罪広告掲載、文春オンライン上の記事削除も求めた。細田氏の代理人弁護士は「一般読者に誤った印象を与え、細田議長の社会的評価を著しく低下させた」と主張している。
週刊文春は、細田氏が女性記者を深夜に自宅に誘うといったセクハラ行為を繰り返しているなどと報道。細田氏は「事実無根」として文春に抗議していた。
週刊文春編集部の話 細田議長が公の場で一度も説明されないまま提訴に至ったことは残念に思います。記事は複数の証言、証拠に基づくもので、十分自信を持っており、裁判でセクハラの事実を明らかにしてまいります。(2022/06/17-18:53)
Lower House Speaker Sues Magazine over Sexual Harassment Reports
Hiroyuki Hosoda, speaker of the House of Representatives, the lower chamber of Japan's parliament, on Friday sued the publisher of Shukan Bunshun over the weekly magazine's reports about his alleged acts of sexual harassment.
Hosoda filed a defamation lawsuit with Tokyo District Court, seeking 22 million yen in damages from the publisher, Bungeishunju Ltd.
It is rare for an incumbent Lower House speaker to launch such a lawsuit.
Hosoda also demands the publication of an apology in Shukan Bunshun and the deletion of the articles in question from its website.
A lawyer representing Hosoda said that the articles gave a wrong impression of him to the general public and significantly damaged his public esteem.
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