内閣支持5割切る 物価高対応「評価せず」半数超―時事世論調査
時事通信が10~13日に実施した6月の世論調査で、岸田内閣の支持率は前月比2.1ポイント減の48.7%と4カ月ぶりに5割を切った。不支持率は同2.8ポイント増の22.0%、「分からない」は29.3%だった。ウクライナ情勢などに伴う物価高騰が続く中、先行きへの不安が影響した可能性がある。
物価高への政府の対応を尋ねたところ、「評価しない」は前月比4.3ポイント増の54.1%で、「評価する」の13.8%(前月比2.9ポイント減)を大幅に上回った。新型コロナウイルスへの取り組みに関しては、「評価する」が50.1%(同2.2ポイント増)、「評価しない」は25.1%(同1.4ポイント増)だった。
内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」19.4%がトップで、「首相を信頼する」12.2%、「印象が良い」10.3%が続いた。支持しない理由(同)は「期待が持てない」が12.2%で最多。
政党支持率は自民党が前月比2.3ポイント減の27.2%、公明党が同0.3ポイント増の4.2%。立憲民主党3.9%(同1.2ポイント増)、日本維新の会3.1%(同0.1ポイント増)で、前回調査で維新を下回った立民が逆転した。以下、共産党2.3%、国民民主党0.6%、社民党0.4%、れいわ新選組0.3%、NHK党0.3%。「支持政党なし」は53.2%。
また、参院選比例代表での投票先を尋ねたところ、前回に続き自民が37.5%でトップ。立民6.6%、維新6.1%、公明5.9%、共産3.2%、国民1.7%、れいわ0.9%、社民0.6%、N党0.6%と続いた。「投票しない・分からない」は35.1%。
調査は全国18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は61.7%。(2022/06/16-17:02)
Kishida Cabinet Approval Falls below 50 Pct: Jiji Poll
The public approval rate for Japanese Prime Minister Fumio Kishida's cabinet in June dropped 2.1 percentage points from the previous month to 48.7 pct, a Jiji Press opinion survey showed Thursday.
The approval rate stood below 50 pct for the first time in four months.
The disapproval rate rose 2.8 points to 22.0 pct. The proportion of respondents who said they had no opinion came to 29.3 pct, according to the survey, conducted for four days through Monday.
The result is believed to reflect people's anxiety over the future amid continuing price increases spurred by Russia's invasion of Ukraine and other factors.
最新ニュース
-
尹大統領、審査に出席へ=地裁で逮捕状可否判断―韓国
-
佐々木朗希投手がドジャースへ=大谷、山本と同僚に―米大リーグ
-
佐々木朗希がドジャースへ 大リーグ
-
イスラエル、ガザ停戦を正式承認
-
星野陸也、20位に浮上=米男子ゴルフ
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕