日鉄、純利益5078億円 3年ぶり黒字―21年4~12月期
日本製鉄が3日発表した2021年4~12月期連結決算(国際会計基準)は純損益が5078億円の黒字(前年同期は1238億円の赤字)に回復した。4~12月期の黒字は3年ぶり。国内の鋼材価格引き上げで利幅が大きく改善したほか、海外グループ会社の収益拡大が寄与した。
売上高に当たる売上収益は前年同期比43.3%増の4兆9424億円。通期の見通しは6兆6000億円(従来予想6兆7000億円)に引き下げた。
足元では供給網の混乱による部品不足により、自動車などの製造業で需要が減少している。オンラインで記者会見した森高弘副社長は「一時的な調整局面にあるが、事業環境によらない収益体質の構築が進んでいる」と強調した。(2022/02/03-18:20)
Nippon Steel Logs 507-B.-Yen Net Profit for April-Dec.
Nippon Steel Corp. on Thursday reported a consolidated net profit of 507,894 million yen for April-December last year, against a net loss of 123,800 million yen a year earlier.
It is the first time in three years for the major Japanese steelmaker to produce a net profit in the first three quarters of a fiscal year.
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