東京で初の市中感染 オミクロン、京都新たに3人―新型コロナ
東京都は24日、都内で初めて新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の市中感染が確認されたと発表した。都内のクリニックに勤務する50代の男性医師で、現在は入院中という。勤務先の職員や家族ら計5人が濃厚接触者となったが、PCR検査の結果はいずれも陰性だった。
都によると、男性は渡航歴がなく、感染経路が不明。発熱の症状が出た16日まで診察していたが、フェースガードとマスクを着用しており、患者は濃厚接触者に該当しない。都は患者や他の職員ら計約100人の検査を続けている。男性はワクチンを2回接種済みで、現在は無症状という。
京都府でも24日、新たに30代女性2人と精華町在住の50代男性の計3人がオミクロン株の市中感染と判明した。3人とも、23日に同株感染が確認された京田辺市の20代女性とは関係がないという。
女性2人は京都市と城陽市在住で、勤務先が同じという。3人とも入院し、2人が軽症で1人は無症状。全員コロナワクチンを2回接種している。3人の濃厚接触者は計9人。
府内ではこのほか、コロナ陽性でオミクロン株の疑いがある4人の全遺伝情報(ゲノム)解析を進めている。
大阪府では、オミクロン株の市中感染が初確認された家族3人と同居する未就学女児1人について、同株感染が判明した。残る同居家族1人もコロナ陽性で、府がゲノム解析を進めている。(2021/12/24-19:42)
Tokyo Reports 1st Community-Acquired Omicron Case
The Tokyo metropolitan government said Friday that it has confirmed the first community-acquired omicron case of the novel coronavirus in the Japanese capital.
The omicron variant was found in a doctor who works for a clinic in Tokyo and is now hospitalized.
The five close contacts of the doctor include clinic workers and family members. All of them tested negative for the coronavirus in polymerase chain reaction, or PCR, tests.
Separately, the prefectural government of Kyoto, western Japan, said that two women in their 30s and a man in his 50s have been newly found to have the omicron variant.
All three have nothing to do with a woman in her 20s from Kyotanabe in Kyoto who was found to be infected with the omicron variant on Thursday.
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