ガソリン、7年ぶり高値続く 全国平均164円台、灯油も値上がり
経済産業省が20日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(18日時点)は、全国平均で前週比2円50銭上昇の164円60銭となった。値上がりは7週連続。原油価格高騰が響き、2014年10月以来、約7年ぶりの高値が続いている。冬場に暖房用の需要が増える灯油の価格も値上がりしており、生活への影響が懸念される。
石油元売り各社は、今週も給油所への卸価格を2円50銭~3円程度引き上げた。値上がりは来週も続く可能性が高い。
都道府県別のガソリン価格は、横ばいの高知を除く46都道府県で上昇した。値上がり幅は、滋賀の4円30銭が最大で、青森が4円20銭、山形が3円70銭で続いた。最高値は長野の172円40銭。山形、離島を抱える長崎、鹿児島でも170円を上回る高値となっている。
灯油18リットル当たりの給油所店頭価格は、全国平均で1860円と7週連続で値上がりし、14年11月以来の高値となった。自宅で灯油ストーブを利用している札幌市の60代の女性は、「年金暮らしで、大学に通う子どももいる。大変なんてものじゃない」と生活への影響を心配していた。(2021/10/20-16:46)
Japan Pump Prices Remain at 7-Year Highs
Retail gasoline prices in Japan remained at seven-year highs this week due to soaring crude oil prices, data released Wednesday by the Economy, Trade and Industry Ministry showed.
The average retail price of regular gasoline came to 164.6 yen per liter as of Monday, rising 2.5 yen from a week before in the seventh consecutive weekly increase.
Rising pump prices, coupled with an increase in kerosene prices, have raised concerns about the possible impact on people's livelihoods going into the winter.
Gasoline prices are highly likely to rise again next week as domestic oil distributors raised their wholesale prices for gas stations by around 2.5-3 yen per liter this week.
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