ドコモも低料金プラン 格安スマホ２社と連携―小容量向け、戦略出そろう・携帯大手
ＮＴＴドコモは７日、格安スマートフォン会社２社と連携し、通信容量が小さい新たな料金プランを提供すると発表した。プランによっては月１０００円以下で利用できる。ドコモは「ａｈａｍｏ（アハモ）」で通信容量２０ギガバイト、月２９７０円のプランを提供しているが、より小容量で低価格を求める利用者のニーズに対応する。
ＫＤＤＩ（ａｕ）やソフトバンクは３ギガで１０００円を下回るプランをすでに投入している。小容量を対象とした大手各社の戦略が出そろい、顧客獲得競争が一段と激化しそうだ。
全国のドコモショップでＮＴＴコミュニケーションズとフリービットの格安スマホプランを扱い、契約手続きなどができる。ＮＴＴコムは３ギガで月９９０円などのプランを提供する。
また、格安スマホの利用でドコモの「ｄポイント」がたまるようになる。ドコモにとっても会員基盤の拡大につながる仕組みで、今後も他の格安会社との連携を目指す。
小容量向けの料金プランでは、ソフトバンクがオンライン手続き専用の「ＬＩＮＥＭＯ（ラインモ）」で３ギガ、月９９０円のプランを７月に投入。ＫＤＤＩはオンライン専用の「ｐｏｖｏ（ポヴォ）」を改定し、基本料を０円にした上で利用者が使いたいデータ量を選べるようにした。３ギガ（３０日間）のデータ料金は９９０円となる。
楽天モバイルは月１ギガまで０円、３ギガまでなら１０７８円で利用できる。ドコモを含め、３ギガは１０００円程度でそろった。（2021/10/07-17:06）
NTT Docomo to Launch Cheap Plans with Low Data Volume
Major Japanese mobile phone carrier NTT Docomo Inc. said Thursday that it will start offering cheap smartphone plans with low data volume in cooperation with two low-cost smartphone carriers.
Some of the plans are available for 1,000 yen or less per month.
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