国産旅客機、延期含め計画精査 三菱重工社長インタビュー
三菱重工業の泉沢清次社長は27日、報道各社の合同インタビューに応じた。国産初の小型ジェット旅客機として開発を進めている「スペースジェット」(旧MRJ)の初号機納入時期について、延期が必要になるかどうかも含めて「飛行試験の計画を精査している」と説明した。
納入時期はこれまで5度延期されており、現在の目標は2020年半ば。試験計画の精査が必要になったのは、型式証明の取得に向けた飛行試験機の製造が遅れているためだが、泉沢社長は納入時期の目標について「今の段階では変えていない」と強調した。
一方、韓国の元徴用工らによる賠償請求訴訟で、三菱重工は被告の立場にある。泉沢社長は「(賠償)問題は既に(日韓)政府間で解決がついているというのがわれわれの基本認識で、対応は(日本)政府と連携しながら進めていく」と述べるにとどめた。(2019/11/27-19:48)
INTERVIEW: M'bishi Heavy Reviewing SpaceJet Test Flight Plan
Mitsubishi Heavy Industries Ltd. is reviewing a test flight plan for the SpaceJet small passenger jet under development, President Seiji Izumisawa said Wednesday.
The review, partly to see whether the first delivery of the aircraft should be moved back further, reflects delays in the production of test models for obtaining a type certificate, according to Izumisawa.
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